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女神ネットワーク・ニュース Mika Takaki's Blog. ヒーリング・アーツや、高木一行関連の情報発信ブログです。

レット・オフとは・・・? ヒーリング・アーツ創始者・高木一行の言葉より。

 レット・オフとは・・・?

 オフ(やめる)が何でそんなに大事なの?

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↑ 猫はオフ(休息)の達人(龍宮館のスピカ)。

 

 ヒーリング・アーツ創始者

 夫・高木一行のヒーリング・ディスコースから、

 レット・オフに関してさまざまな観点から解説されている部分を抜き出し、

 理会を深めていただきたいと思います。

 

・・・・・

 

 緩み開くことを「する」ことはできない。レット・オフとは「オフが拡がっていくがままに任せ、委ねる」ということだ。ただ任せて、待つ。自分からはもう何もしない。何も求めない。緩むことも、開くことも、単なる結果だ。それは自然に湧き出てきて、身体いっぱいに拡がっていく。これがレット・オフであり、老子のいわゆる無為の為であり、無為自然(為すこと無くして自ずから然らしむ)だ。

 世阿弥は「するわざ」に対する「せぬひま」を強調し、「花鏡」において「あらゆる品々(注:舞、言葉、謡いなど)のひまひまに、心を捨てずして用心を持つ内心なり。この内心の感、外に匂いて面白きなり」と述べている。世阿弥がヒーリング・アーツのマスター(達人)であったことが、この短い一文からも窺える。彼の言う「内心」とは、自らの存在感が身体内にピタリと収まる、レット・オフのより高度な境地を指している。それは皮膚を境にして、体の表と裏がぐるりと一気に引っ繰り返ったような特殊な感覚だ。これが起こる時には意識状態も一瞬にして変容し、心身一如のトータル(全体的)で冴え渡った意識が覚醒する。演じ手のこうした超越的意識は、観る者の心の奥底に働きかける特殊な力を発揮するものだ。

 オフの瞬間、初心者は凝集の意図が起こる根源の地点から「退いて(=心を捨てて)」しまいがちだ。「心を捨てずして心を用いる」ためには、オフの際に外形を一瞬保つようにすればいい。同時に、受動性そのものになり切るのだ。独力でこれを体験・修得することは難しいかもしれないが、いったんコツがつかめれば意識の内向は自然に起こる。その際の精妙なる粒子感覚は、まさに幽(かすか、ほのか)にして玄(しずか、ふかい)だ。

 

(ヒーリング・ディスコース たまふり 第4回 無為の為 より抜粋)

http://healing-network.com/hn_contents/discourse/tamafuri/04.html

 

 老子の「無為の為」や、世阿弥の「せぬひま」「内心」など、

 ある悟りの境地に到達した人にしかわからない特殊な意識状態、

 特殊な身体の状態を

 誰にでも可能とするのが、

 ヒーリング・アーツの一大特色となっております。

 

 この「オフ感覚」をテーマに、

 神奈川で<女神会>が月一回、開催されています。

 女性の方ならどなたでもご参加いただけます。

healing-network.com